放射線照射+レブリチン併用療法

  • 放射線照射+レブリチン併用療法とはどんな治療ですか?

    通常の放射線治療に放射線増感作用のあるレブリチン(薬剤)を併用するがん治療法です。

  • 通常の放射線治療との違いはなんですか?

    放射線治療は、がん組織に放射線を照射することでがん組織にダメージを与えてがん組織を死滅させる治療方法です。しかし、この放射線ががん組織にダメージを与えるためには酸素が必要となりますが、通常のがん組織内部は低酸素状態にあります。放射線増感作用のあるレブリチンを併用すると、一時的にがん組織内部を高酸素状態にすることができ、放射線量を増大させずにがん組織へのダメージを大きくすることができます。

  • 治療期間はどのくらいかかりますか?

    従来の治療期間は、それぞれのがんの種類によって異なりますが、2~4週間に平均して6~12回照射します。
    レブリチンを併用することによって、期間や照射回数を低減できる可能性があります。

  • 入院は必要ですか?

    本来、外来通院でも行うことが出来ますが、実施する施設の治療方針によって、外来・入院で治療するのかが決まります。

  • 放射線が当たって不快感や痛みはありますか?

    痛みや熱さなどを感じることはありません。 また、イヌ・ネコの場合は、動かないようにするために全身麻酔をかけて放射線治療を行います。

  • レブリチンはどのように併用するのですか?

    放射線照射を実施する前に静脈注射にて全身投与します。レブリチン投与後に全身麻酔をかけてがん組織へ放射線を照射します。

  • 副作用(治療に対する有害反応)の心配はありますか?

    現在までに100例ほどの臨床試験を実施しました。
    レブリチンが関与していると思われる、生命にかかわるような重篤な副作用は確認されていません。アレルギー反応も認められた例はありません。
    静脈注射にて投与するため、注射部位に血管炎などが出たとの報告はあります。これらの症状はすべての症例に出現したわけではありません。
    通常の放射線照射をした際の脱毛や倦怠感、嘔吐などの症状が出現する可能性はあります。

  • レブリチン(放射線増感剤)を併用することで、がん組織以外の健康な組織へ悪影響はありますか?

    レブリチンは体内に投与すると、がん組織のみに反応してがん組織内部を高酸素状態にします。健康な組織では吸収・代謝されて何の反応も起こりません。
    レブリチンを併用することで健康な組織へのX線照射による医療被曝が増大する危険性はありません。

  • 治療中も食事や散歩などの日常生活は普段通り行えますか?

    ほとんどの場合日常生活に影響はありませんが、治療する部位と疾患の状態によっては副作用の影響が出る場合があります。

  • 過去に同じ場所に照射をしたことがあってもレブリチンの併用療法を受けられますか?

    治療を行う部位と同じ部位に放射線治療をした場合には、前回治療の放射線量などを考慮する必要があります。専門医が慎重に判断致します。

  • レブリチン併用療法を受けるにはどうしたらよいですか?

    現在、レブリチン併用療法は臨床試験を実施している段階です。
    今後、レブリチンをお薬として国に認めてもらうための治験をする予定です。今後、弊社HPにて最新の治療情報を配信いたします。そちらのニュースをご参照下さい。
    緊急性のある場合は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

  • 治療にはどのくらいの費用がかかりますか?

    各施設、がんの種類や照射回数によって異なりますので、直接施設へお問い合わせ下さい。